モザイク病 どうなる?

モザイク病 どうなる?

モザイク病の直し方は?

ウイルス病は感染すると治療する方法は無いので、発病した株は早めに抜き取り処分します。 感染予防としてはウイルスを媒介するアブラムシなどを退治することですが、アブラムシがちょっと口針を植物にさし込むだけでも感染すると言われているので、たとえアブラムシを退治しても感染が防げないことがあります。

モザイク病の感染経路は?

感染植物を吸汁した、モモアカアブラムシ・ワタアブラムシの吸汁により伝染する。

モザイク病の仕組みは?

ウイルスによる伝染性の病気で、アブラムシやアザミウマ、コナジラミによってうつされる。 葉に濃淡のあるモザイク状のまだら模様が現れ、葉緑が縮れて株全体の生育が抑制される。 主な被害部位は、花弁と葉。 ウイルスを媒介するアブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの予防と退治をしておくことが大切となる。

モザイク病の消毒方法は?

モザイク病の病原菌は土壌に残ったりはしませんので、土壌消毒等は必要ありません。

モザイク病の見分け方は?

モザイク病の症状 主にCMVのモザイク病は、若い葉に鮮明なモザイクの模様や、黄色いモザイクに似た模様が出ます。 果実が感染すると、表面が硬くなり凹凸(おうとつ)ができて変形したり、中身に変色が見られます。 TMVのモザイク病は、若い葉にはやや黄色く淡いモザイクの模様が出現し、生長した葉には暗い緑色の斑(はん)がます。

モザイク病の初期症状は?

モザイク病では、はじめ葉脈が透明化し、まもなく葉全体に濃淡の斑紋が現れ、モザイク症状となり、ときには葉や茎にえそ斑点や条斑ができることもある。 早いものでは発芽後15日頃から発病し、全生育期間を通じて発生する。 生育初期に発病したものほど重症で、葉の奇形や萎縮がおこったり、枯死することもある。

モザイク病の対策は?

アブラムシによって伝染するウイルス病に対しては、シルバーマルチやシルバーテープを張ってウイルスを保毒したアブラムシの飛来を防ぐほか、殺虫剤による防除を行う(アブラムシの項参照)。 健全種子を播種する。 ToMVの土壌伝染防除のため、収穫後の残さは集めて処分し、少なくとも1年以上の輪作を行う。

モザイク病の特徴は?

モザイク病では、はじめ葉脈が透明化し、まもなく葉全体に濃淡の斑紋が現れ、モザイク症状となり、ときには葉や茎にえそ斑点や条斑ができることもある。 早いものでは発芽後15日頃から発病し、全生育期間を通じて発生する。 生育初期に発病したものほど重症で、葉の奇形や萎縮がおこったり、枯死することもある。