初期微動が生じる理由は何ですか?

初期微動が生じる理由は何ですか?

初期微動 しゅようどう?

初期微動(しょきびどう、preliminary tremors)とは、地震における最初の小規模な地震動のこと。 地震波のP波によって引き起こされる揺れのことである。 また、初期微動はP波が到達してからS波が到達するまでの間継続し、その後の地震動は主要動という。

初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間は?

初期微動はP波によるゆれ,主要動はS波によるゆれである。 初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間を初期微動継続時間という。
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初期微動の特徴は?

S波が届くまでの地震動。 P波は、速度がS波より速いので、ある地点の地震動は、初めP波による初期微動があり、しばらくしてS波が到着し、周期がやや長い、大きな揺れに変わる。 初期微動の継続時間(S‐P時間)は震源から遠いほど長い。
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初期微動継続時間が長くなる理由は?

震源から距離が遠い観測値ほど、2つの波が進んだ時間の差が大きくなって、初期微動継続時も長くなるんだ。
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初期微動の揺れ方は?

初期微動は縦波(P波)、主要動は主に横波(S波)による揺れです。 2つの波は地球内部での伝わり方に違いがあります。

初期微動継続時間が長いとどうなる?

①初期微動継続時間が長い地点ほど,震源から遠い。 ②異なる地震でも,震源と観測地点が同じなら,初期微動継続時間はほぼ同じである。 地震の波の伝わり方 地震のゆれを起こ す波には,縦波のP波と横波のS波がある。

初期微動とP波の違いは何ですか?

はじめの小さな揺れを「初期微動」といい、後から の大きな揺れを「主要動」といいます。 初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波といい、伝 わる速さが違います。

P波とS波の到着時間の差をなんという?

P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差を初期微動継続時間(S-P時間)といい、大ざっぱにいって震源から観測点の距離に比例します。 我が国ではこのS-P時間(秒)に8を掛ければ、震源までのおよその距離(km)が分かります。

初期微動継続時間からわかることは何ですか?

P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差を初期微動継続時間(S-P時間)といい、大ざっぱにいって震源から観測点の距離に比例します。 我が国ではこのS-P時間(秒)に8を掛ければ、震源までのおよその距離(km)が分かります。

震源から遠くなるほどどうなるか?

実は、初期微動を引き起こすP波と主要動を引き起こすS波が、地面を伝わる速さのちがいが関係しています。 P波はS波よりも速く伝わります。 そのため、震源からの距離が遠い地点ほど、P波とS波が到着するまでの差が大きくなるのです。 わかりやすいように、 徒競走 を例に考えてみましょう。

初めに来る小さな揺れは?

最初に起こる小さなゆれを、 初期微動 といいます。 また、続けて起こる大きなゆれを、 主要動 といいます。

地震のはじめの小さな揺れは?

はじめの小さな揺れを「初期微動」といい、後から の大きな揺れを「主要動」といいます。 初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波といい、伝 わる速さが違います。 グラフでこの2つの波の線を時間をさかのぼ りたどっていくと震源からの距離0で重なります。 この点が地震が 発生した時間と考えられます。

初期微動継続時間 何がわかる?

P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差を初期微動継続時間(S-P時間)といい、大ざっぱにいって震源から観測点の距離に比例します。 我が国ではこのS-P時間(秒)に8を掛ければ、震源までのおよその距離(km)が分かります。

地震の最初の小さな揺れは?

はじめの小さな揺れを「初期微動」といい、後から の大きな揺れを「主要動」といいます。 初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波といい、伝 わる速さが違います。 グラフでこの2つの波の線を時間をさかのぼ りたどっていくと震源からの距離0で重なります。 この点が地震が 発生した時間と考えられます。

地震の揺れを伝えるものは何ですか?

※波・・・振動を次々に伝える現象のこと。 地震のゆれを伝えるものであるP波とS波。 P波とS波は地震発生と同時に震源を出発します。 観測地点にP波が到着すると初期微動が起こります。

地震 何波?

「地震波」には「縦波(P波)」と「横波(S波)」があり、地球の表面に沿って伝わっていく「表面波」と呼ばれる波もあります。 「縦波」は波の進行方向に対して前後に振動しながら伝わる波で、「横波」は波の進行方向に対して直角に振動しながら伝わる波です。 地震で怖いのは「横波」です。

初期微動と初期微動継続時間の違いは何ですか?

初期微動はP波という速度が速い波によって引き起こされます。 主要動はS波という速度が遅い波によって引き起こされます。 Aのゆれは初期微動ですから、これは P波 によって引き起こされます。 初期微動継続時間とは、P波が届いてから、S波が届くまでの時間のことでした。

初期微動継続時間の求め方公式は?

P波とS波が同じ 経路 けいろ をつたわったとすると, 初期微動継続 しょきびどうけいぞく 時間(T)は 震源 しんげん からの 距離 きょり (D)に 比例 ひれい するので,D = kT (k は 比例 ひれい 定数)となる。 これを 大森 おおもり 公式とよぶ。

津波 水深が深いほど速い なぜ?

・津波の速度は水深に比例するため、水深が深いほど速度は速くなり、水深が浅いほど速度は遅くなります。

P波とS波 なぜ速さが違う?

P波やS波の速さは媒質の岩石によって異なりますが、一般的に地中深くほど速くなります。 波動は遅く伝わる方に曲がる性質があるので、地震波は地表に近づくにつれて地面に垂直な上向きに曲がり、地表には、ほぼ真下から伝わってくることになります。 そのため、P波は地表では主に縦揺れに、S波は主に横揺れになります。

地震が最初に起こった地下の場所はどこですか?

震源 とは、この破壊が最初に生じた地点のことをいいます。 震央とは、地下の震源を真上の地表へ投影した位置の ことです。 震源で発生した破壊は周囲へと伝わり、ある範囲で破壊は止まります。 この破壊が広がった震源断 層を含む領域のことを震源域と呼び、地震の巨大なエネルギーはこの領域から発生します。

地震が発生した場所を何というか?

地震は地下の岩盤がずれて起こるものです。 地震が発生したときの岩盤のずれ(断層)が生じた領域のことを震源域と言います。

東日本大震災 何秒間揺れた?

地震の揺れの時間が長いのも本地震の特徴である。 気象庁によると、震度6弱を観測した福島県いわき市で は、震度4以上が約190秒続いた。 その中で震度5強に 相当する揺れの部分が40秒、震度5弱以上が70秒であ り、強い揺れが長時間続いたことがわかった。 なお、東 京都心でも約130秒にわたり揺れた。

東日本大震災は世界で何番目?

三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。 マグニチュード(M)は、1952年のカムチャッカ地震と同じ9.0。 これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震でした。

なぜP波とS波があるのか?

なぜこのような違いが生じるのでしょうか? 実は、初期微動を引き起こすP波と主要動を引き起こすS波が、地面を伝わる速さのちがいが関係しています。 P波はS波よりも速く伝わります。 そのため、震源からの距離が遠い地点ほど、P波とS波が到着するまでの差が大きくなるのです。